こんにちは。あだちです。
今回の記事は、静岡県川根本町にある『寸又峡(すまたきょう) "夢の吊橋"』というところです。
このつり橋は、トリップアドバイザーの「死ぬまでに渡りたい世界の徒歩つり橋ベスト10」にも選出されており、日本でもっとも美しいつり橋といわれています。
南アルプスから流れ出る水と緑が織りなす美しい光景が広がる夢の吊橋への道のりは、ちょっとしたハイキングコース。
7月の暑い時期でしたが、新緑あふれる寸又峡にかかる吊り橋は、まさに絶景でした。
駐車場 / MAP
駐車場 | あり |
普通車 | 800台 |
料金 | 1日1台500円 |
寸又峡 "夢の吊橋"とは?
この辺りは昔からあちこちに集落があり、山間で生活する村人が利用する道だったとことです。
延長約90m、高さ約8mで、その名称については、夢にに出そうな幻想的な橋という意味の他に、渡るのが怖くて夢に見そうな橋という意味合いもあるそうです。
一度に渡れる人数は10人に制限されており、行楽シーズンなど観光客で賑わう日は一方通行となることがあります。
"夢の吊橋"までの道のり
SONY α7c + FE 28-60mm F4-5.6
浜松市から車で2時間ほど、山道を歩くと寸又狭温泉。公共の駐車場に止めて寸又峡入り口付近まで来ると、可愛らしいカモシカで出迎えてくれます。
到着したしたのは11:50くらいでした。
SONY α7c + FE 28-60mm F4-5.6
途中で「王子のトンネル」をくぐります。
SONY α7c +70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXD
トンネルをくぐると見晴らしの良い景色が広がり、少しづつ夢の吊り橋が現れ、上から見下ろすことができます。広がる新緑、コバルトブルーの湖面、夢の吊り橋をさっそく撮影することができます。
ちなみ300mmの望遠レンズで焦点距離は260mmほどで撮影しています。
“夢の吊橋”
SONY α7c +70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXD
夢のつり橋に到着。
歩いてみると結構揺れました。
90mに及ぶ吊り橋はとても迫力がありました。同時に渡れる人数が10名で、この日は夏休み始めの日曜日だったからか、15分ほど待ちましたが、紅葉が広がる秋など、ハイシーズンは2時間待ちという話も。
この写真は焦点距離70mmで撮影していますが、もう少し引いて撮影してもいいと思います。
SONY α7c +70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXD
SONY α7c +70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXD
吊り橋中間あたりから撮影。
コバルトブルーの湖面がとても綺麗です。水がこのような色に見えるのは、自然界の物理的な作用によるもので、発見者の名前から「チンダル現象」と呼ばれているそうです。
SONY α7c +70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXD
正面から見ると、吊り橋の作りやワイヤーも含めて曲線美が綺麗でした。
ここからの撮影が定番とされているのかなと思われます。
吊り橋を渡る際の撮影は、カメラやスマホを落とさぬよう細心の注意を払っていただき挑んでください。
尾崎坂展望台
SONY α7c +70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXD
吊り橋を渡り切ると階段があり、さらに進むと別れ道。左に進むと「飛龍橋」、右に進むと「尾崎坂展望台」に到着します。先に「尾崎坂展望台」に進みました。
ここからは真上から夢の吊り橋を一望することができます。
SONY α7c +70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXD
近くに展示されていたのがディーゼル機関車。
寸又峡温泉街から夢の吊り橋へと伸びる道路は、かつてが森林鉄道だったようで、その名残だそうです。
飛龍橋
SONY α7c + FE 28-60mm F4-5.6
先程の別れ道に戻り、到着したのは飛龍橋」。
SONY α7c +70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXD
橋を渡っていると、不思議なところ(橋の側面あたり?)に蛇口が設置されていました。
何のためかはわかりませんが、面白かったです。珍スポットですね。
もし来られた際は探してみてください。
SONY α7c +70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXD
飛龍橋からは、寸又峡渓谷を一望することができます。
SONY α7c +70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXD
ぐんと寄るとこんな感じです。(焦点距離160mmで撮影)
“夢のつり橋”をいろんな角度で撮影することができました。
いかがでしたでしょうか。
一眼レフを持参の際は、標準のズームレンズが一本あるといろんな構図が楽しめていいのかなと思います。
今回は新緑が広がる夏の寸又峡でマイナスイオンを感じながら、楽しんで撮影を行えました。
また引き続き、旅で出会った瞬間を記録として残していきます。